14. 本人は「勉強している」と言うが、親から見ると不十分だと感じる

本人が「十分勉強している」と主張している場合は、保護者さまが何をもって“不十分”と捉えているかがポイントになります。お子さまと保護者さまの間で適切な勉強量のすり合わせができていないと、お子さまは十分勉強していると思っているのに、保護者さまはそう思っていないという行き違いが生じてしまいます。このようなケースにおいては、お子さまに「適切な勉強量とはどれくらいか」をきちんと理解してもらうことが大切です。

この項目では、お子さまと保護者さまが勉強量のすり合わせを行う際のポイントについて、「①定期テストで平均点を下回る/赤点を取る」「②このままのペースでは志望校に受からない」「③もっと勉強すれば、もっと良い成績が取れる」の3つのパターンに分けて解説していきます。