34. 勉強でとにかく楽をしようとする、答えを写す

問題を解くときに、自分で考えずにすぐに答えを見て写してしまうお子さまがいらっしゃいます。これは、勉強があまり得意ではなく、「勉強が苦手だ、嫌だ」と感じているお子さまによく見られるケースとなっています。あるいは、勉強がそれなりに得意なお子さまでも、「この問題は自分には必要無い」と勝手に判断して、答えを写してしまう方もいらっしゃいます。

年齢的には、答えをすぐに見て写してしまうお子さまは小学生において最も多く、中学生・高校生と学年が上がるにつれて少なくなっていきます。

お子さまがすぐに答えを見て写してしまうのは、

・自分で考えるのが面倒くさい
・その問題を自力で解ける自信が無い
・勉強以外にやりたいことがあり、早く勉強を終わらせたい
・自分で考えて解くことが学力の向上(点数アップ)につながることを理解していない


などの理由によるものです。

お子さまに答えを写さず自分の頭で考えて解くようにさせるためには、「答えを写しても点数は上がらない。自分で考えて解いて初めて知識が身に付き、点数を上げることができる」ということを実感してもらう必要があります。

また、中には「点数を上げたい」というモチベーションがそもそも低く、「勉強すれば点が上がることは分かっているけれど、特に点を上げたいとも思わない」というお子さまもいらっしゃいます。このようなお子さまの場合は、お子さまが「点数を上げたい、テストで良い点を上げたい」という意欲を持てるようにサポートしていく必要があります。

以下では、それぞれの場合における解決策、すなわち、

①「答えを写すと点数が上がらない。自分で解くことが大事である」という実感を持たせる
②「点数を上げたい」というモチベーションを上げる


ためのアプローチについて解説していきます。