51.話を聞いていない、同じことを何度も繰り返して言っているのに聞かない

話を聞いていなかったり、同じことを何度も繰り返し言っているのに伝わらなかったりするお子さまがいらっしゃいます。原因としては、
 

・集中するのが苦手な性質を持っている(=ADHD(注意欠如・多動症))
・耳で聞いた情報を処理するのが苦手な性質を持っている
・ゲームやスマホなど、他のものに気を取られている
・同じことを言われ過ぎて聞き流すようになっている


といったものが挙げられます。

こうしたお子さまにおいては、

①集中しやすいように環境を整える
②イラストなどを使って視覚的に伝達する
③本人が聞く態勢になったのを確認してから話す
④伝え方に変化をつける


などの工夫によって、「話を聞かない/聞けない」という困りごとを改善していくことができます。それぞれの方法について、以下で具体的に解説していきます。