通信制高校からの大学進学は独学で可能?学習のコツを解説
- 通信制高校に通いながら大学進学を目指している方
- 独学で受験準備を進めたいけれど、不安を感じている方
- 費用を抑えつつ効率的に学習を進める方法を知りたい方
「通信制高校からの大学進学を目指しているけれど、独学で合格できるのか不安……。」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
通信制高校のカリキュラムは大学受験に必要な範囲を網羅していない場合が多く、独学で合格を目指すのは容易ではありません。
ですが、計画的かつ効率的に学習に取り組むことができれば、通信制高校から大学進学を目指すことは十分可能です。
この記事では、通信制高校から大学進学を目指す際のポイントについて詳しく解説します。
- 通信制高校から大学進学を目指す際の課題とその対策
- 独学で大学受験に挑むための具体的な学習方法
- プロ家庭教師やサポートサービスの活用方法とメリット
▼目次
通信制高校からの大学受験における課題
通信制高校では、全日制高校のように毎日通学して教室で授業を受けるのではなく、自分で自宅学習に取り組まなければなりません。
その自由度の高さが通信制高校の魅力である一方、大学受験を目指す場合にはデメリットにもなります。
ここでは、通信制高校の特徴を踏まえた上で、大学受験を目指す場合の具体的な課題について詳しく解説していきます。
通信制高校の特徴①自由度が高い
まず、通信制高校では自分のペースで学習を進める自宅学習が中心で、これに加えて月に数回のスクーリング(対面授業)に参加する形式が一般的です。
このような学習スタイルは、仕事をしている人や様々な理由で学校に通えない人、自分のペースでじっくりと学習を進めたい人にとって非常に魅力的なものとなっています。
ただし、これらの自由度の高さは、大学進学を目指す上ではデメリットにもなります。
というのも、学習の自由度が高いということは「自己管理が求められる」ということでもあります。通信制高校において自分で学習を進めるための自己管理能力は非常に重要ですが、これが難しいと感じる生徒も多いのが実情です。
決められた時間に自分で机に向かう習慣をつけることは、誰にとっても難しいものです。特に、通信制高校の生徒は教室で他の生徒と一緒に学ぶ環境に無いため、一人で勉強を続けるのが辛くなることもあります。
そのような状況の中で、大学合格という大きな目標に向けて長期間にわたって計画的に学習を続けるのは容易ではありません。
ですので、通信制高校から大学進学を目指す場合は、定期的に学習の進捗をチェックしたり、モチベーション維持のために声掛けしてもらったりするなどのサポートが重要になります。
通信制高校の特徴②カリキュラムや履修科目の制限
通信制高校のカリキュラムは、全日制高校と比較すると、大学受験に必要な範囲を網羅していない場合が多いです。
このことが、通信制高校からの大学受験を目指す上では大きな課題となります。
例えば、志望する大学では数学IIBの範囲まで出題されるのに、通信制高校では数学IAまでしか習わないなどのケースが挙げられます。
また、全日制高校のカリキュラムの多くは大学受験を見据えて構成されており、必要な知識を積み上げていける仕組みが整っています。
一方で、通信制高校では大学受験を踏まえた体系的な指導が不足していることが多いです。
というのも、通信制高校での学習は、解答付きの問題集を自分で解いて、郵送またはオンラインで提出するといった形式がほとんどです。
そのため、学習した内容を定着させることが難しく、「問題をひととおり解いただけ」になってしまいがちです。
そうした中で大学受験を目指すためには、学校の課題以外の問題集にも取り組んだり、定期的に復習したり、分からない点をそのままにせず積極的に質問したりするなど、与えられた課題以上の学習に自主的に取り組む必要があります。
自宅学習が中心となる通信制高校では、ただでさえモチベーションを維持するのが難しいです。これに加えて、さらに大学受験に向けて自主的に勉強することは、多くの生徒にとって簡単なことではありません。
また、通信制高校によっては、進学指導に詳しい先生があまりいない場合もあります。
特に、公立の通信制高校の場合は、経済的に厳しかったり、働きながら学んでいたりする生徒が多く、ほとんどの生徒が卒業後に就職するというケースも少なくありません。
この場合、就職指導に長けた先生はいるけれど、大学受験を目指す生徒は例が少なくサポートも手薄になってしまう可能性があります。
ですので、通信制高校から大学受験を目指す場合は、その学校の進学実績を確認し、大学受験に向けたサポートが受けられそうかどうかを事前に調べておくことが大切です。
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通信制高校からの大学受験|独学のメリット
「1.通信制高校からの大学受験における課題」で述べたとおり、通信制高校から独学で大学受験を目指すのは、かなり厳しいものであると言えます。
一方で、「費用が抑えられる」「自由度の高さが効率アップやモチベーションの維持につながる」というメリットもあります。
以下では、通信制高校から独学で大学受験を目指すメリットについて解説します。
通信制高校からの大学受験|独学のメリット①費用が抑えられる
独学の最も大きなメリットは、費用が抑えられる点です。
塾や予備校に通う場合は入会金や月謝がかかりますが、独学であればそのような費用はかかりません。
独学の場合に生じる費用は参考書の購入費程度ですので、かなり安価に抑えられます。
また、現代では無料で学べるインターネットの動画講座やオンライン教材も増えており、経済的に負担を感じることなく学習できる環境が整っています。
YouTubeやネット上の無料動画、さらには一部のオンラインサービスは非常に質が高く、独学でも十分に活用できますので、費用を抑えたい場合はこれらを積極的に利用すると良いでしょう。
また、通信制高校で補習や個別指導を受けられる場合も、積極的に活用しましょう。
私立の通信制高校の中には、進学指導に力を入れている学校もあります。
これらの学校では、大学受験対策として補習を受けられたり、苦手の克服やさらなるステップアップのための個別指導が受けられたりする場合があります。
塾や予備校に通うよりも、こうした通信制高校で補習・個別指導を受ける方が安価で済みますので、制度がある場合は積極的に活用するようにしましょう。
通信制高校からの大学受験|独学のメリット②自由度の高さが効率やモチベーションの向上につながる
通信制高校の学習の自由度の高さは、「自分で計画を立てる必要があり、勉強の効率が上げにくい」「モチベーションが維持しづらい」というデメリットがあります。
一方で、得意科目を早めに終わらせ、苦手な科目にじっくり時間をかけるなど、自由度の高さを活かして学習の内容にメリハリをつけることができれば、勉強の効率を大幅に上げることができます。
また、得意科目と苦手科目だけでなく、「受験で使う科目にはしっかりと時間をかけ、受験で使わない科目は最低限の課題提出のみに留める」といったように、学習内容を大幅に取捨選択することも可能です。
全日制高校の場合は、得意な科目でも授業のペースに合わせて学習を進める必要がありますし、受験で使わない科目でも単位を取るために授業に出たり、テスト勉強をしたりしなければいけません。
通信制高校ではこうした制約が無いため、学習の効率を飛躍的に上げられる可能性があります。
加えて、通信制高校の場合は教材も比較的自由に選べるため、学校で使っている教科書や問題集が合わなければ、自分で用意したものを使って学習を進めるということもできます。
学校で使っている教科書や問題集がどうしても使いづらかったり、志望する大学のレベルと比べて高すぎたり低すぎたりする場合は、自分に合った別の教材を使うことで学習の効率やモチベーションを上げることができます。
また、通信制高校ではクラスメイトと一緒に教室で勉強したり、テストの点を競い合ったりすることが無いため、一般的にはモチベーションが上がりにくい環境であると言えます。
ですが、「一人でコツコツと勉強する方が落ち着いて勉強に向き合える」という方もいらっしゃいますし、「テストがあると焦ってしまう」「プレッシャーで体調を崩してしまう」「点数が悪いとやる気が無くなってしまう」などの理由から、テストが無い方がモチベーションが保ちやすいという方もいらっしゃいます。
モチベーションの維持に関しては、ある程度競争があった方が良いのか、それとも一人でコツコツ勉強する方が向いているのか、自分の性質をよく分析することが大切です。
競争があった方がやる気が出やすい人は、模試を活用するなどしてライバルを意識するほか、「○月までに共通テスト過去問で○%得点できるようにする」など具体的な目標を決めて、「目標をクリアするために頑張る」という形でモチベーションを維持すると良いでしょう。

通信制高校から大学受験を目指すには「プロ家庭教師」がおすすめ
「通信制高校から大学受験を目指したいけれど、独学では不安が大きい」という場合は、塾や予備校などの学習サービスを利用するのがおすすめです。
学習サービスには個別指導塾やオンライン学習など様々なものがありますが、おすすめは「プロ家庭教師」です。
プロ家庭教師は個別指導で丁寧に見てもらえるだけでなく、学習計画の作成や進捗管理、欠席の際の振替対応など、様々な面で総合的かつ柔軟にサポートしてもらうことができます。
この章では、プロ家庭教師をおすすめする理由と具体的なメリットについて詳しく解説します。
プロ家庭教師のメリット①個別指導の強み
プロ家庭教師の最大の強みは、お子さま一人ひとりに合わせたオーダーメイドの指導ができることです。
通信制高校に通っているお子さまの状況は様々であり、既存の塾や予備校のカリキュラムでは対応が難しい場合があります。
ですが、プロ家庭教師の場合はそれぞれのお子さまに合わせてカリキュラムを作成できるので、通信制高校のお子さまであっても安心して指導を受けることができます。
例えば、つまずきの原因を徹底的に分析し、基礎的な内容からしっかりと時間をかけて復習することができます。必要に応じて、中学校の内容から復習することも可能です。
他にも、不登校の経験があったり、発達障害の特性があったりするお子さまに対しても、心理的な配慮を含めてきめ細かに対応できるため、お子さまにとって最適な学習環境を提供することができます。
また、一人ひとりに合わせてオーダーメイドでカリキュラムを作成するため、「苦手科目だけ」「受験で必要な科目だけ」といった形で授業を受けられるのも大きなメリットです。
特に、受験対策においては大学ごとに問題の傾向が大きく異なるため、志望校の出題傾向に合わせて対策を立てることが非常に重要です。
プロ家庭教師は入試制度について熟知しているので、各大学の問題形式や出題傾向に合わせて対策を講じることができます。頻出分野に特化したピンポイントの指導も可能であり、効率良く志望校への合格を目指すことができます。
併せて、大学受験においては志望校選びも大切です。
プロ家庭教師であれば、得意を活かして苦手をカバーできる入試科目・配点・出題形式の学校を提案するなど、志望校選びからサポートすることができます。
プロ家庭教師のメリット②学習計画と進捗管理のサポート
大学受験を目指す場合は、適切な学習計画を立てることが非常に重要です。また、計画がきちんと実行できるよう、進捗管理を行うことも大切です。
独学の場合、学習計画を立てたとしても、その計画が適切かどうかを判断するのが難しく、無駄に時間を費やしてしまうことがあります。
プロ家庭教師を利用すれば適切な学習計画を立ててもらうことができますし、どの教材をどのタイミングで使うべきか、どの科目にどれだけの時間をかけるべきかなどについて、専門的な目線でアドバイスしてもらえます。
また、LINEなどで日々の学習の進捗を定期的に確認して計画の修正や調整を行うなど、丁寧にフォローしてもらえる場合もあります。
大学受験において学習計画の作成と進捗管理は非常に重要である一方、独学でカバーするのは非常に困難です。
ですので、計画の作成や進捗管理に自信が無い場合は、プロ家庭教師などにサポートしてもらうのがおすすめです。
>>プロ家庭教師による通信制高校の学習フォローアップはこちら
プロ家庭教師のメリット③柔軟性
通信制高校は決まった時間割がなく、学習時間を自由に設定できます。そのため、午前中や日中を勉強時間に充てたいという方もいらっしゃいます。
一方で、一般的な塾の場合は学校が終わった後の夕方~夜にかけてしか授業が設定されていないため、こうしたニーズに対応することができません。
プロ家庭教師であれば、授業時間を午前中や日中、さらには土日や祝日など、お子さまの都合に合わせて柔軟に調整できます。これにより、学校の授業と並行して無理なく学習を進めることができます。
また、スクーリングのある日は別の日に授業を振り替えたり、試験前や長期休暇中は集中的に授業を実施したりするなど、お子さまのニーズに合わせて対応することができます。
さらに、通信制高校では特定の時期に課題や提出物の締切が重なることが多いですが、プロ家庭教師であれば締切の状況を把握し、授業の頻度や学習の計画を調整することができます。
加えて、急なキャンセルでも振替対応が可能なプロ家庭教師サービスもあります。
一般的な塾や家庭教師サービスでは、直前のキャンセルができなかったり、振替対応ができなかったりすることも多いですが、プロ家庭教師であれば体調不良などによる直前のキャンセルにも対応してもらえる場合があります。
特に、不登校経験があったり、発達障害の特性があったりして体調やメンタルを崩しやすいお子さまの場合は、振替対応が充実していると安心して授業を受けることができます。
「体調不良で休んでしまうかも」という不安がある方は、振替対応やキャンセル料の発生の有無なども調べた上で、それぞれの学習サービスを比較することをおすすめします。
なお、プロ家庭教師のメリットとして、「自宅にいながら学習できる」という点も挙げられます。
移動時間が節約できるだけでなく、「家から出るのがしんどい」というお子さまでも安心して授業を受けられるのが特長です。
また、先生と直接対面するのはしんどいけれど、オンラインなら授業を受けられそうというお子さまもいらっしゃいます。オンライン授業が可能なプロ家庭教師であれば、こうしたニーズにも応えられるためおすすめです。
通信制高校からの大学受験|プロ家庭教師の活用方法
通信制高校から大学受験を目指すにあたり、プロ家庭教師を利用する場合は、「自分で学習を進める(独学で取り組む)範囲」と「プロ家庭教師でサポートを受ける範囲」を上手く組み合わせることが大切です。
それぞれの特徴を活かしてバランスよく学習を進めることが、より効率的に受験勉強を進めるためのポイントになります。
具体的には、独学では基礎的な知識を習得し、プロ家庭教師による授業では独学では修得が難しい発展的な内容を学ぶといったケースが考えられます。
独学では学校の教科書や問題集を使って学習を進め、基礎的な知識を定着させます。この段階でしっかりと知識が定着させられると、次のステップであるプロ家庭教師による授業にもスムーズに移行できます。
基礎固めが完了したら、プロ家庭教師の指導を受けて、より難易度の高い内容の理解に進みましょう。
プロ家庭教師からは、発展的な問題の解き方や、出題傾向を踏まえた戦略的な学習の進め方について指導を受けることができます。
ただし、「基礎=独学、発展=プロ家庭教師」という組み合わせは一例であり、基礎的な内容についてもプロ家庭教師のフォローを受けることは可能です。
「通信制高校で習う内容についてもフォローしてほしい」「中学校の内容から学び直しをしたい」というニーズにも応えられますので、面談などでこちらの希望をしっかりと伝えましょう。
プロ家庭教師を利用する際には、「どんなことを指導してほしいのか」「独学でできる範囲はどこまでか」を擦り合わせるとともに、学習を進める中で「もっとこうしたい」ということが出てきたらこまめに相談して調整していくことが大切です。
また、こうした指導内容の調整について、柔軟に対応してくれるプロ家庭教師を選ぶことも非常に大切です。
プロ家庭教師の選び方については、次章の「4-1.プロ家庭教師を選ぶ際のポイント」で詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

大学進学を目指す通信制高校生へのアドバイス|まず何をすれば良い?
この章では、大学進学を目指す通信制高校生に向けたアドバイスとして、プロ家庭教師の選び方のポイントや学習計画の立て方、そして「まず何からすれば良いか?」という具体的な行動についてご紹介します。
プロ家庭教師を選ぶ際のポイント
通信制高校生がプロ家庭教師を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。これらを押さえておくことで、質の高い指導を受けることができ、志望校合格にぐっと近づくことができます。
プロ家庭教師を選ぶ際のポイント①実績があるかどうか
プロ家庭教師を選ぶ際には、過去にどれだけの実績があるかを確認することが大切です。
特に、通信制高校生や自宅学習(ホームスクーリング)を担当した経験があるかどうかは重要なポイントです。通信制高校生は、通常の学校に通う生徒とは学習ペースやスタイルが異なるため、そのような環境に理解があり、実績があるプロ家庭教師を選ぶことが大切です。
その他の実績としては、過去の生徒の合格実績や、実際に指導を受けた生徒の口コミなどが参考になります。
また、担当した生徒がどのように成績を向上させたのか、どのような方法で学習を進めたのかを確認することで、お子さまとの相性をより判断しやすくなります。
プロ家庭教師を選ぶ際のポイント②お子さまに合った指導スタイルか
指導スタイルがお子さまに合っているかどうかも非常に重要です。
お子さまがどのような性質を持っているのかを理解し、その性質に合った指導をしてくれるプロ家庭教師を選ぶと、学習効率は一気に向上します。
例えば、競争が苦手で自分のペースでゆっくりと学びたいお子さまの場合は、リラックスした雰囲気で楽しみながら学習を進めるのが得意な講師が向いています。
ついついサボってしまいがちなお子さまの場合は、適度な距離を保ちながら緊張感を持って授業を進められる講師が適しています。
プロ家庭教師サービスを選ぶ際には、事前にお子さまの性格や学習のスタイルを把握し、お子さまに合った講師を提案してもらえるようなサービスを選ぶことが大切です。
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プロ家庭教師の活用と学習計画の立て方
大学受験は長期戦になるため、計画的に学習を進めることが成功へのカギとなります。プロ家庭教師を活用する際には、お子さま・保護者さま・プロ家庭教師の間で学習計画を共有し、合格に向けて連携していくことが大切です。
まず、最初に学習計画を立てる際には、お子さまの現在の学力や時間的な制約を考慮し、無理の無いスケジュールを設定することがポイントです。
プロ家庭教師は合格までに必要な学習量を把握していますので、お子さまの進度に合わせて最適な学習計画を作成することができます。
ですので、まずは志望校の試験日程や科目を確認しつつ、それに合わせた勉強スケジュールをプロ家庭教師に提案してもらうと良いでしょう。
なお、計画についてはプロ家庭教師と一緒に定期的に進捗を確認し、問題点や進行具合を共有しながらこまめに調整していくことが大切です。
というのも、思ったように学習が進まないこともありますし、家庭環境や気分によってモチベーションが下がることもあります。そのため、定期的に計画を見直して修正することが大切です。
例えば、1ヶ月ごとに進捗を確認し、思ったように成果が出ていない科目については授業や課題の量を増やすなどの対応が考えられます。
プロ家庭教師を利用するためのステップ
大学受験を目指すにあたって「プロ家庭教師を利用してみたい」と思った場合は、まずは体験授業や無料相談から始めると良いでしょう。
特に、プロ家庭教師を選ぶ際には、実際に体験授業を受けてみることが大切です。
多くの家庭教師センターや個人の家庭教師は、体験授業や無料相談のシステムを設けています。これを活用することで、それぞれの家庭教師の指導スタイルやお子さまとの相性を確認することができます。
また、無料相談での対応も重要な判断材料となります。
というのも、お子さまが置かれている状況や持っている性質は一人ひとり異なります。
そのため、学習の効果を最大限に発揮するためには、そのサービスが持っている既存のカリキュラムにお子さまを当てはめるのではなく、お子さま一人ひとりに応じたオーダーメイドのカリキュラムを作成する必要があります。
そして、オーダーメイドのカリキュラムを作成するためには、お子さまの学力・性質・成育歴・好きなもの・嫌いなものなどを徹底的に分析する必要があります。
ですので、質の高いプロ家庭教師を見極めるためには、初回相談の際に「お子さまのことを詳しく知ろうとするかどうか」が非常に重要なポイントになります。
お子さまのことを知ろうとせず、そのサービスのアピールポイントを一方的に話してくる塾や家庭教師は、残念ながら良い学習サービスとは言えません。
本当に質の高い塾やプロ家庭教師は、そのサービスについて“話す”のではなく、お子さまについて“聞く”ことを重視します。
塾やプロ家庭教師を検討する際には、ぜひサービス側が「話そうとしているのか、それとも聞こうとしているのか」に注目していただき、「聞くこと」を大切にしているサービスを選んでいただければと思います。
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通信制高校からの大学受験のまとめ
この記事では、通信制高校からの大学受験について詳しく解説してきました。改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 通信制高校では自分のペースで学習できるが、自己管理能力が求められる
- 通信制高校のカリキュラムは大学受験に必要な内容を網羅していないことが多い
- 独学で大学受験を目指す最大のメリットは費用が抑えられること
- 通信制高校から大学受験を目指す場合は、プロ家庭教師がおすすめ
- プロ家庭教師であれば、一人ひとりに合わせた柔軟なカリキュラムが作成できるほか、日々の学習の進捗管理などのフォローもしてもらえる
通信制高校から大学受験を目指す場合は、自分で適切な学習計画を立てて効率良く勉強を進める必要があり、独学だと難しい面があります。
「通信制高校からの大学受験を目指しているけれど、独学だと不安…」と感じる方は、塾や予備校、プロ家庭教師などの学習サービスを利用するようにしましょう。
特に、プロ家庭教師であれば、個別指導の強みを活かして一人ひとりに合わせた丁寧な指導を受けることができますし、塾に比べて授業時間の設定や振替も柔軟に対応してもらうことができます。
ですので、どの学習サービスを利用するかお悩みの方は、ぜひプロ家庭教師の無料相談や体験授業から試してみていただければと思います。
私たちプロ家庭教師メガジュンでは、通信制高校に通われている生徒さまに向けて、学習計画の作成や日々のメンタルフォローを含めたサポートを行っています。
不登校経験のある方や、発達障害の特性がある方の指導経験も豊富ですので、安心してご相談いただければと思います。
また、授業や面談はオンラインでも承っているため、全国各地からご利用いただけます。
初回の授業・面談は無料ですので、オンラインで授業が受けられるか不安な方もお気軽にお問合せください。

一人でも多くのお子さまが、自分らしく人生を歩んでいけるよう、一同全力でサポートしてまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。