発達障害でも学童に入れる?放課後児童クラブと放課後デイサービスの違いは?トラブル対処法も解説!

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    保護者さまが昼間に働いている間、小学生のお子さまを預かってくれる「学童」。共働き世帯が増えつつある中、発達障害のお子さまを学童に預けたいと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。

    発達障害のお子さまは、集団生活が苦手なことも多く、特にいろいろな学年の子が集まる学童ならではのガヤガヤとした環境では落ち着かなかったり、パニックになってしまったりすることもあります。

    発達障害の特性を持っているお子さまに対して、学童ではどんなサポートを受けられるのでしょうか?また、そもそも受け入れてもらうことはできるのでしょうか?

    この記事では、発達障害のお子さまの学童についてお悩みの方に向けて、発達障害専門のプロ家庭教師の視点から詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

    発達障害専門のプロ家庭教師
    妻鹿潤
    ・16年以上1500名以上の指導実績あり
    ・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
    ・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中

    そもそも学童って何?発達障害の子も入れるの?

    そもそも学童って何?発達障害の子も入れるの?

    学童とは、厚生労働省が実施する「放課後児童クラブ(放課後児童健全育成事業)」に基づき子どもを預かる施設のことで、地域によって「学童クラブ」「学童保育」「育成学級」など様々な名称で呼ばれています。

    この記事では、「放課後児童クラブ」の名称を使用しますが、「学童」「学童クラブ」等と同じ意味と捉えていただいて大丈夫です。

    放課後児童クラブの対象者は、児童福祉法において、

    •  小学校に就学している児童であること
    •  保護者が労働等により昼間家庭にいないこと

    が要件として定められています。

    なお、以前は対象年齢が「およそ10歳まで」とされていましたが、法改正により、2015年から対象年齢が小学6年生までに拡大されました。(参考:児童福祉法 | e-Gov法令検索

    ただし、施設によっては独自の年齢制限を設けている場合もありますので、小学6年生まで通わせたい場合は、念のため各施設に問い合わせた方が良いでしょう。

    放課後児童クラブの設置目的は、“授業の終了後等に、小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊びや生活の場を与え、その健全な育成を図るもの”とされており、単に預かるだけでなく、子どもたちが健やかに育つことを目的としています。(参考:放課後児童健全育成事業|こども家庭庁

    学校の教育活動は文部科学省が所管ですが、放課後児童クラブは厚生労働省の所管となります。そのため、原則として学校と放課後児童クラブがシームレスに情報共有を行うことはありません。

    放課後児童クラブが小学校の余裕教室で実施されていると、ついつい同じ組織なのかな?と思ってしまいますが、全く別の組織であることは理解しておきましょう。お子さまの特性については、学校の先生と学童の先生、それぞれに伝える必要があります。

    また、放課後児童クラブは、公営と民営の2種類に分類され、さらに公営の放課後児童クラブは、市町村が直接運営する直営型と、市町村が民間団体に委託して運営する委託型に分かれます。

    <放課後児童クラブの運営形態>

    ○ 公営
    直営型 …市町村が設置し、市町村が運営
    委託型 …市町村が設置し、運営は社会福祉法人や運営委員会などの民間団体に委託

    ○ 民営…民間団体が設置し、民間団体が運営

    公営の放課後児童クラブは、民営に比べて安価である一方、支援員の数が少なく、サービスやプログラムは最低限である場合が多くなっています。
    民営の放課後児童クラブは利用料が高いものの、その分充実したサービスやプログラムを受けることができます。

    放課後児童クラブは、運営主体によって質や環境にかなり差があります。特に学校の余裕教室で実施されているクラブには、その学校に通う多くの子どもたちが、良くも悪くも一所に集まることになります。

    例えば、聴覚過敏で賑やかな場所が苦手な発達障害のお子さまが、小学1年生の金切り声が飛び交う教室で落ち着いて過ごせるのかなど、発達障害のお子さまが放課後児童クラブを利用する際には十分留意しなければなりません。

    多くの放課後児童クラブでは、発達障害のお子さまの受け入れについて「要相談」としています。発達障害であることを伝えると利用を断られるのではないかと心配になるかもしれませんが、特性を伝えないままでいると、後々大きなトラブルにつながってしまうかもしれません。
    発達障害のお子さまで放課後児童クラブを利用したい場合は、必ず事前に相談するとともに、お子さまの特性について細かく伝えるようにしましょう。

    なお、「放課後児童クラブ運営指針」では、“障害を理由として受け入れを拒否せずに、受け入れに伴う負担が過重でない限りにおいて、当人の状態に合わせた必要かつ合理的な配慮をする”ように記載されており、発達障害だからといって門前払いされるケースは少ないと考えられます。

    放課後児童クラブでの発達障害児の受け入れについては、「2.放課後児童クラブでの発達障害のある子の受け入れ」で詳しく解説していきます。(参考:「放課後児童クラブ運営指針」の策定 |報道発表資料|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

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    放課後児童クラブを利用する際の流れ

    放課後児童クラブを利用する際の流れ

    放課後児童クラブを利用する際の大まかな流れは以下のとおりです。

    自治体や運営主体によって手続きが異なる場合がありますので、利用を検討する際は早めに施設に問い合わせるようにしましょう。

    <放課後児童クラブを利用する際の流れ>

    ① 募集(9~10月ごろ)
    ② 選考・申込
    ③ 利用決定
    ④ 説明会・利用手続き

    ①募集(9~10月ごろ)

    次年度の放課後児童クラブの募集は、概ね9~10月から始まります。通所予定の施設が決まっている場合は施設に直接問い合わせても良いですし、複数の施設が気になっている場合は、市町村の担当部署に問い合わせても良いでしょう。

    ②選考・申込

    次年度の預かりに空きがある場合は、施設から申込の手続きについて案内があります。申込書のほか、多くの施設では保護者の勤務証明書の提出が必要となりますので、勤務先で発行してもらいましょう。

    また、定員を超えた申込があった場合、選考が行われることがあります。選考に落ちた場合は他の施設を探す必要がありますので、「確実に入所できるのか、あるいは選考があるのか」については必ず確認しておきましょう。

    ③利用決定/④説明会・利用手続き

    申込書が受け付けられたら(選考がある場合は選考を通過できたら)、次年度からの放課後児童クラブの利用が正式に決定されたことになります。

    施設から、説明会や利用開始に必要な手続きについて案内がありますので、内容を確認し、漏れの無いように対応しましょう。
    特に、利用料金や学年が上がる際の継続手続き、利用を止めるときの手続きについてはしっかりと確認しておきましょう。

    放課後児童クラブの費用はどのくらい?

    放課後児童クラブの費用はどのくらい?

    放課後児童クラブの利用料金は、施設によってかなり差があります。前述のとおり、公営よりも民営の方が価格が高い傾向にありますし、特に都心部で学習支援や習い事のサービスを兼ね備えた施設の場合は、かなり高い料金設定となっています。

    ただし、一般的な公立小学校の子どもが通う、いわゆる“学童”は利用料の設定が比較的安価で、通いやすい価格設定となっています。

    また、月額利用料のほか、おやつ代やレクリエーション代などの実費徴収が行われる場合があります。厚生労働省による放課後児童クラブの実施状況調査(2022年)によると、月額利用料・実費徴収額とも施設によってかなり差があることが分かりますが、月額利用料は4,000~6,000円、実費徴収額は0円(次いで2,000~2,500円)がボリュームゾーンとなっており、負担額としては月5,000円程度が相場であることが分かります。

    さらに、放課後児童クラブの利用料については、多くの自治体で助成制度が設けられています。低所得世帯や多子世帯は利用料の減免が受けられる場合がありますので、市町村の担当部署に問い合わせてみましょう。

    放課後児童クラブの開所時間と送り迎え

    放課後児童クラブの開所時間と送り迎え

    平日は放課後から夜7時頃まで、土日や長期休業期間中は朝8時~夜7時頃まで開所している施設が多くなっています。保護者の仕事の状況によって子どもを預けたい時間は様々ですので、開所時間については事前に確認しておきましょう。

    また、長期休業中の土日の開所状況なども施設によって異なります。隔週で開所する場合などもありますので、この点についても必ず確認しましょう。

    施設への送迎についても重要です。小学校から施設まで送迎のある施設もあれば、送迎は低学年だけであったり、送迎が無かったりする施設もあります。発達障害のお子さまで、学校から施設まで一人で移動するのが難しい場合は、個別に対応してもらえるか交渉する必要があります(要望を伝えたとしても、必ず対応してもらえるとは限りません)。

    施設から家への帰宅については、保護者の送迎を必須とする施設と、子ども一人で帰宅可能な施設があります。保護者の仕事の状況やお子さまの発達段階を踏まえた対応が必要となりますので、帰宅時の送迎の有無についても必ず確認しておきましょう。

    放課後児童クラブでの過ごし方

    放課後児童クラブでの過ごし方

    放課後児童クラブでは、子どもたちはおやつを食べたり、遊んだり、宿題をしたりと、基本的にはそれぞれが自由に過ごします。
    支援員(学童の先生)が付きっきりで勉強の面倒を見たり、遊びの相手をしてくれたりすることはありません。支援員は、子どもたち同士で遊び、生活していくのを見守るのが役割です。

    施設によっては、クリスマス会やハイキングなどのイベントが行われることもあり、民営の放課後児童クラブでは、学習指導や習い事のサービスを実施している場合もあります。

    放課後児童クラブで様々な体験をさせたい、あるいはお子さまにしっかり勉強させたいなど、塾や習い事としての機能を期待する場合は、民営の放課後児童クラブを中心に検討すると良いでしょう。

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    放課後児童クラブでの発達障害のある子の受け入れ

    放課後児童クラブでの発達障害のある子の受け入れ

    厚生労働省の定める「放課後児童クラブ運営指針」では、障害のある子どもへの対応について以下のように示されています。

    障害のある子どもについては、地域社会で生活する平等の権利の享受と、包容・ 参加(インクルージョン)の考え方に立ち、子ども同士が生活を通して共に成長できるよう、障害のある子どもも放課後児童クラブを利用する機会が確保されるための適切な配慮及び環境整備を行い、可能な限り受入れに努める。(引用元:【別紙】放課後児童クラブ運営指針 (mhlw.go.jp)

    障害を持っているからといって受け入れを一方的に断ると、この運営指針に反していることになるため、多くの施設では障害のある子どもの受け入れについて「要相談」「個別にお問い合わせください」といった記載となっています。

    また、放課後児童クラブ運営指針には、

    放課後児童クラブによっては、新たな環境整備が必要となる場合なども考えられるため、受入れの判断については、子ども本人及び保護者の立場に立ち、公平性を保って行われるように判断の基準や手続等を定めることが求められる。

    とも記載されています。

    すなわち、障害のある子どもの受け入れについては、「可能な限り行うべきであるが、施設ごとの事情によって判断して良い」という、あくまでも努力義務となっています。

    指針では、放課後等デイサービスや地域の障害児関係の専門機関との連携、専門職員の配置についても言及されていますが、施設によって外部との連携や人材配置の状況は異なります。

    • 放課後等デイサービスの職員や相談支援員、保護者を交えてケース会議を行い、個別の支援計画を作成する
    •  学校の先生と放課後児童クラブが定期的に情報交換する
    •  保護者との面談や子育てに関する相談を行う

    などの丁寧な対応がなされる施設もありますが、運営が厳しく、適切な環境が整えられていない施設もあります。

    発達障害のあるお子さまを預けたいと考えているのであれば、下見をしたり、現在利用している人の話を聞いてみたりして、具体的にその施設の状況を調べるようにしましょう。

    放課後児童クラブでの発達障害に関わるトラブル例

    放課後児童クラブでの発達障害に関わるトラブル例

    放課後児童クラブで最もよくあるトラブルが、他のお子さまにケガをさせてしまったり、物を壊してしまったりするケースです。

    「子どもを預かる」という点では保育所と同じであるため、大人がそばにいれば最悪の事態は避けられると考えてしまいがちですが、保育園児よりも身体が大きくなっていること、運動機能が発達していることから、支援員の目が届かないうちに、あるいは気付いたとしても力で負けてしまい、事故を防げない場合があります。

    特に、高齢の支援員が多い施設の場合は、体格の良いお子さま同士のケンカが止められず、支援員もケガを負ってしまうケースもあります。(子ども同士のケンカに関しては、発達障害のお子さまに限らずよくあるトラブルです)

    こうしたトラブルが続くと、施設に通っている他の子どもが「もう学童には行きたくない」と言い出したり、責任問題に発展したりと、事態の収拾がつかなくなり、最終的に「クラブをやめてもらえないか」という話になってしまいます。

    他にも、一人の支援員が発達障害のお子さまに付きっきりになることで、ほかの子どもたちへの見守りが手薄になってしまう場合もあります。障害のあるお子さまについては追加で職員を配置することが可能ですが、確定診断の下りていないグレーゾーンのお子さまの場合、追加の職員は配置されません。

    統計によると、1支援の単位(40人)に対し支援員の数が5人以上である施設が最も多くなっていますが、

    • 全体の見守り担当2人
    •  おやつの準備などの雑務担当1人
    •  支援の必要な子ども担当2人

    といった分担で、かなりギリギリの人員で運営している施設がほとんどです。

    また、放課後児童クラブの支援員は特別支援教育の先生ではありませんので、発達障害の特性について正しい知識を持っているとも限りません。学校や専門機関と連携し、適切な対応をしてもらえる施設ももちろんありますが、そうでない場合もありますので注意しましょう。

    ただし、発達障害のお子さまが放課後児童クラブを利用することは、マイナスの面ばかりではありません。同年代の子どもたちと交流することで社会性を身に付けることができますし、子ども同士で助け合いながら過ごすことで、周りの子どもたちも他者への配慮や多様性について学ぶことができます。

    特に、支援員が付きっきりになるのではなく、適度に子どもたち同士で交流させ、問題を解決するように促すと、子どもたちは大人が想像する以上に成長してくれることがあります。

    <放課後児童クラブでの子どもたち同士の交流の好事例>

    • 教室から飛び出してしまうAくんに対し、飛び出しそうになったら周りの子どもたちにすぐに止めるよう頼んだ
    •  Aくんが教室から飛び出さないよう、Aくんが興味のある遊びをしようと子どもたちから提案があった
    •  Aくんは回転するものが好きだったので、ぶんぶんゴマを作って遊ぶことにした

    支援員の力量によるところも大きいですが、放課後児童クラブは、子どもたちが様々な体験や交流の機会を得られる場でもあります。

    また、発達障害といってもその特性はお子さまによって一人一人違います。一人遊びに熱中しやすく、多少目を離しても問題が無いお子さまもいれば、衝動性が強く、支援員が常についていないとケガの危険があるお子さまもいらっしゃいます。

    多くの放課後児童クラブでは、子どもたちがクールダウンするためのスペースを設けています。癇癪を起こしやすいお子さまは、そのスペースがどんなものか、落ち着けそうかどうかを確認する必要がありますし、「お気に入りのぬいぐるみがあれば落ち着けそう」というのであれば、持ち込みが可能かを施設に相談する必要があります。

    じっとしているのが苦手なお子さまは、身体を動かせるスペースがあるかどうかが重要です。スペースはあっても、子どもたちの人数も多いので自由に使えないのであれば意味がありませんので、実際に子どもたちが利用しているときの様子を確認しましょう。

    発達障害のお子さまで放課後児童クラブを検討する際には、まずは保護者さまがお子さまの特性をしっかりと理解し、お子さまにとって何が重要かを把握するとともに、特性について施設側に説明できるようになることが大切です。

    放課後等デイサービス

    放課後等デイサービス

    これまで述べてきたとおり、特に公営の放課後児童クラブにおいては、発達障害のお子さまに適した環境が整えられているかどうかはかなり懸念がある状況です。

    そこでもう一つの選択肢として挙げられるのが、「放課後等デイサービス」です。

    <放課後等デイサービスとは>

    放課後や夏休みなどの長期休暇中に、生活能力を向上させるためのトレーニングなどを継続的に行い、学力と生活能力の両方において障害児の自立を促進することとを目的とした事業(参考:障害児支援施策|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

    放課後等デイサービスの対象者は、身体障害・知的障害・発達障害を含む精神障害のある子どもたち(小学生~高校生(必要に応じて20歳まで受け入れ可))であり、個別支援計画に基づいて、お子さまの特性や困りごとに応じた支援を受けることができます。

    施設によって支援の内容は様々で、放課後児童クラブと同様に、お子さまを安全に預かることを主目的とした施設もあれば、ソーシャルスキルトレーニングや作用療法など、発達障害のお子さまに適した療育を受けられる施設もあります。

    放課後等デイサービスの対象者は障害のある子どもたちですが、必ずしも確定診断が出ていたり、療育手帳や障害者手帳を取得していたりする必要はありません。対象となるかどうかについては、医師による意見書や、発達支援センターからの情報提供、保護者との面談などの内容を踏まえ、自治体が総合的に判断します。

    ですので、放課後等デイサービスの利用を検討する場合は、まずは自治体の担当部署に問い合わせるようにしましょう。

    また、放課後等デイサービスと放課後児童クラブを組み合わせて利用することもできます。放課後等デイサービスを利用しながら、週に1回は放課後児童クラブで定型発達の子どもたちとも交流するという形も可能ですので、地域の発達支援センターなどに相談してみましょう。両施設の連携により、より充実した支援が受けられるかもしれません。

    放課後等デイサービスは、「障害児が通う場所」というイメージがあることや、利用するために自治体の審査が必要であることから、選択肢にしづらいと感じる保護者さまもいらっしゃるかもしれません。

    ですが、放課後児童クラブに比べると、一人一人に応じた支援が受けられる点では非常にメリットが大きく、十分に検討の価値があります。お子さま自身にとっても、放課後児童クラブの落ち着かない環境でストレスを溜めるよりも、放課後等デイサービスで適切なサポートを受ける方が良いケースはたくさんあります。

    お子さまにとってより良い選択肢は何か、ご家庭でじっくりと検討していただければと思います。

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    発達障害と学童(放課後児童クラブ)のまとめ

    発達障害と学童(放課後児童クラブ)のまとめ

    この記事では、発達障害のお子さまが放課後児童クラブを利用する際の注意点などについて詳しく解説してきました。

    改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。

    <POINT>

    • 学童とは、放課後児童健全育成事業に基づき子どもを預かる施設のことで、正式名称は「放課後児童クラブ」
    • 放課後児童クラブは、子どもたちが安全に過ごすとともに、遊びや生活体験を通して心身の健全な育成を図ることを目的としている
    • 放課後児童クラブは厚生労働省、学校教育は文部科学省と、所管省庁が異なることに注意
    • 放課後児童クラブは、施設によってサービスやプログラムの内容が大きく異なる
    • 放課後児童クラブの支援員は「見守り」がメインであり、原則として付きっきりで宿題を見てもらうなどは難しい
    • 発達障害のある子どもの場合は、支援員が追加で配置されることがある
    • 放課後等デイサービスでは、一人一人に合わせた個別の支援を受けることができる
    • 放課後等デイサービスと放課後児童クラブは併用できる

    働いている保護者さまにとって、お子さまを預かってくれる放課後児童クラブは非常にありがたい存在です。
    利用を検討する際には、お子さまがクラブで楽しく過ごせるよう、施設の特徴や雰囲気をしっかり調べるとともに、施設に対してお子さまの特性を詳しく説明することを心掛けましょう。

    私たちプロ家庭教師メガジュンは、長年にわたりたくさんの発達障害のお子さまの学習支援に携わってきました。

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    最後までお読みいただきありがとうございました。

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