学習障害(LD、限局性学習症)の診断はどこでできる?症状や検査の流れを詳しく紹介|読字障害・書字障害・算数障害
- 周りと同じように勉強しているのに、学力が伸びない
- 読み、書き、計算など一部のことだけが極端に苦手
- 基礎的な内容でつまずき、発展的な内容に進めない
お子さまの勉強について、このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
単に勉強が苦手なだけでなく、どんなに頑張っても「読めない・書けない・計算できない」といった状態にある場合は、学習障害(LD、限局性学習症)の可能性があるかもしれません。
学習障害とは、知的な発達の遅れや視覚・聴覚などに障害が無いにも関わらず、読み・書き・計算などに困難がある発達障害のことです。
ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)と同様に、生まれつきの脳の性質によるものであり、決して本人の努力不足や保護者さまの育て方が原因ではありません。
私は発達障害専門のプロ家庭教師や塾経営者として長年にわたり活動し、これまで1500人以上のお子さまを支援してきました。
学習障害のお子さまのサポートにも数多く携わってきましたが、特性をしっかり理解し適切な配慮を行うことで、困りごとを最小限に抑えることができるほか、学習障害のお子さまで中学受験や高校受験に成功した方もたくさんいらっしゃいます。
読み・書きといった基礎的なスキルは、国数英理社など全ての教科に関わります。
全体的に学力が伸びないという悩みだけでなく、「周りができているのに、なんで自分はできないんだろう…」と落ち込んだり自信を無くしてしまったりするお子さまもいらっしゃいます。
計算の困難についても、単純な計算ができない、九九が覚えられないといったつまずきが見られるため、本人が自信を失うほか、「こんな簡単なこともできないの?」と周りから責められてしまうケースもあります。
学習障害のお子さまの支援においては、お子さまの特性とその要因を見極め、お子さまに合った方法やペースで学習に取り組むことが重要であり、そのためには専門的な知見に基づく適切な診断が欠かせません。
- 学習障害の診断を受けるにはどうすればいい?
- 学習障害の特性と支援方法について詳しく知りたい
- 学習障害が受験に挑むときのポイントは?
この記事では、こういったお悩みをお持ちの保護者さまや支援者の方に向けて、学習障害の診断やサポートの方法について詳しくご説明していきます。
ご関心のある方は、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
▼目次
学習障害(LD、限局性学習症)とは|読字障害・書字障害・算数障害
学習障害(LD、限局性学習症)の定義
学習障害(LD、限局性学習症)とは、知的な発達に遅れが無く、視力や聴覚にも問題が無いものの、読む・書く・話す・計算する・推理するといった基礎的な学習のスキルに困難がある発達障害のことを指します。
これらの性質は生まれつきの脳の器質によるものとされ、教育的なアプローチによっても本質的には改善されないと考えられています。(ただし、適切な支援によって困りごとを少なくすることはできます。)
また、文部科学省では、学習障害について以下のように定義されています。
学習障害とは、全般的に知的発達に遅れはないが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力についてなかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりすることによって、学習上、様々な困難に直面している状態をいいます。((8)学習障害:文部科学省 (mext.go.jp))
通常の学級において学習する場合は、拡大コピーやキーボード入力の使用など、個々に応じた適切な環境の調整が必要とされ、場合によっては通級指導により、そのお子さまに応じた方法で学習を進めることになります。
学習障害のお子さまは、確かに勉強における困難は目立ちますが、コミュニケーションや知的・身体的な発達に課題があるわけではありません。
そのため、多くの場合、学校での集団生活に問題はありませんが、本人の苦手なことを責められたり、からかわれたりといったことで心に負担を感じ、学校に行きづらくなってしまう可能性があります。
小学生くらいですと、学習障害が生まれつきの性質であることが理解しづらい場合もありますので、本人だけでなく周りの子どもたちに対しても、平易な言葉で丁寧に説明していく必要があります。
なお、アメリカの精神医学会が作成している精神疾患の診断マニュアル「DSM-5」(※)では、最新の改訂で、「限局性学習障害/限局性学習症」と診断名が変更されました。
一方で、学習障害という名称も広く使用されていることから、この記事では「学習障害」という名称を使用しています。
正式名称は「精神疾患の診断・統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)」であり、現在第5版。
アメリカの精神医学会において、診断に客観的な共通性を持たせることを目的として1952年に初版が作成された。
現在はアメリカだけでなく、国際的な診断基準として広く用いられており、日本においても多くの病院で採用されている。
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学習障害(LD、限局性学習症)の分類
読み・書き・計算のうち、どの能力に困難があるかによって学習障害は以下の3つに分類されます。
- 読みに困難がある → 「読字障害(ディスレクシア)」
- 書きに困難がある → 「書字障害(ディスグラフィア)」
- 計算や推論に困難がある → 「算数障害(ディスカリキュア)」
このうち、読みと書きの困難は重複する場合も多く、文字と音の結びつきを処理する脳の機能(音韻処理)の能力が関係しているのではないかと考えられていますが、具体的に脳のどの部分が原因となっているかは未だわかっておらず、学習障害は研究途上の発達障害と言えます。
また、学習障害は、ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)と併発するケースも多いとされています。
ただし、ADHDの不注意特性や、ASDの言語理解の苦手さから学習障害的な傾向が生じている場合、医師によっては「学習障害ではなく、ADHD/ASDによる二次的な学習上の困難」と判断する場合もあります。
分類や診断名も重要ですが、それ以上に「お子さまが何に困り、どうしていきたいか」が大切です。
医師によって診断名が異なる場合もありますが、診断名に振り回されず、お子さまの状態をしっかり観察し、適切にサポートしていくようにしましょう。
★ADHDやASDの併発についてはこちら↓
学習障害(LD、限局性学習症)の診断方法|読字障害・書字障害・算数障害
学習障害(LD、限局性学習症)の診断の流れ
学習障害の診断を受けるには、児童精神科などの専門的な医療機関を受診する必要があります。
周りの子どもたちと比べて明らかに読み・書きに困難があったり、簡単な計算や数の理解そのものに困難がある場合は、学習障害の可能性があると考え、受診を検討すると良いでしょう。
医療機関によって検査の流れは多少異なりますが、多くの場合、まずは問診で出生時から現在までの成育歴を調べていきます。教育環境が著しく悪かったり、適切でない養育を受けている場合は、生まれつきの学習障害ではなく、後天的な精神疾患などの可能性を検討することになります。
また、脳腫瘍など脳の病気によって読み・書き・計算の困難が生じている可能性がある場合には、CTやMRIといった画像検査を行うことがあります。
さらに、脳波の検査やてんかんの有無など、その他の脳の病気の可能性や既往歴を調べるほか、視力や聴覚に問題が無いか、改めて検査が行われることもあります。
これらの検査で特に原因が明らかにならない場合は、WISC-IVなどによる知能検査を行います。
WISC-IV検査はADHDやASD(アスペルガー)など、学習障害以外の発達障害の診断の際にも広く用いられている知能検査で、「言語理解」「知覚推理」「処理速度」「ワーキングメモリ」の4つの指標と、それらの総合点である全検査IQ(FSIQ)を測ることができます。(WISC-IV検査については、こちらの記事で詳しくご紹介しています)
全検査IQが69以下で知的障害となる場合や、70~79で境界知能(知的障害のグレーゾーン)となる場合は、学習障害には該当しません。
IQが80以上あるにも関わらず、読み・書き・計算などの特定の技能にだけ困難がある場合には、学習障害の可能性があると考えられ、さらに詳しい検査を受けることになります。
読みや書きに困難があるときは、WISC-IV検査に加えて「ひらがな音読検査」「単音連続読み検査」「単語速読検査(有意味語・無意味語)」「短文音読検査」という4つの音読検査を受ける場合があります。
この4つの音読検査は「特異的発達障害診断・治療のための実践ガイドライン(2010発行)」で示されたもので、読字障害や書字障害の要因について詳しく調べることができます。
音読検査のほか、CARD、STRAW-R、KABC-II習得度検査などでも、漢字やひらがなの読み書きの到達度を測ることができます。また、しりとりや連想ゲームなどの言葉遊びから、その子の言葉に関する特性を調べることもあります。
書きに困難がある場合は、手先の運動機能(器用さ)や目で見た情報を処理する能力(視覚認知)に問題が無いか調べるため、複雑な図形を描き写してみるなどのテストを行う場合があります。(参考:学習障害(限局性学習症) | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp))
計算に困難があるお子さまは、WISC-IV検査結果における知覚推理の指標が70以下となるなど、極端に低くなる場合があります。
知覚推理とは、視覚的な情報を把握し、適切に処理したり、情報に合わせて身体を動かしたりする能力のことですが、算数の学習においては、数字や物の量、図形といった情報を目で捉え、頭の中で処理することが必要になるため、算数障害のお子さまは知覚推理指標が低くなると考えられています。
また、数の概念そのものの理解が難しい場合、検査者が言った通りに数字を復唱する「数唱」のテストや、口頭で出された計算問題に制限時間内に暗算で答える「算数」のテストが苦手になります。「数唱」「算数」はワーキングメモリに関わるテストですので、算数障害のお子さまはワーキングメモリの指標も低くなる傾向にあります。
さらに算数障害の場合は、読字障害を併発している場合もあります。
文章題が極端に苦手であったり、口頭で説明した方が理解が進みやすいといった場合は、読字障害の併発を疑い、読字障害の解決を優先したアプローチが必要になります。
また、形の似ている数字(3と8、6と9など)をよく間違えてしまう場合は、手と目の協調や記号や形を認識する能力、ワーキングメモリーや処理速度など、他に根本的な要因がある場合も多いため、慎重に特性を見極めていく必要があります。
このほかにも、慌てて回答してしまうために答えを間違えてしまったり、ケアレスミスが多かったりといったADHDの不注意特性が学習上の困難につながっている場合は、不注意特性を緩和するアプローチが必要ですし、ASDで行間を読むのがどうしても苦手な場合は、パターン化して解法を覚えていくという方法が有効です。
検査によってお子さまの特性とその要因を明らかにすることは、その後の支援のアプローチを決めるために非常に重要です。検査の意義を理解し、結果について有効に活用していただけばと思います。
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学習障害(LD、限局性学習症)の診断の目安
小学校入学くらいまでのお子さまですと、個人による発達の差もかなり大きいため、周りよりも言葉を覚えるのが遅かったり、算数の習得が遅かったりしても、それだけで学習障害だと判断するのは難しいでしょう。
学習障害の傾向が明らかになってくるのは、本格的に国語や算数の勉強を始める小学校1~2年生の頃です。
以下では、各領域ごとに学習障害の診断を受ける目安となる特徴をお示ししていきますので、複数の項目に当てはまる場合は受診を検討することをおすすめします。
- 音読が非常にたどたどしい
- 単語や文節の途中で区切って読んでしまう
- 指でなぞりながらでないと読めない
- 行間が狭いと、行を飛ばして読んでしまう
- 語尾や単語を変えたり、抜かしたりして読んでしまう(適当読み)
- 文章の大まかな意味を捉えるのが苦手
- 初見の言葉や馴染みのない言葉を読み間違える
学習障害(LD、限局性学習症)の診断基準
学習障害(LD、限局性学習症)に限らずあらゆる発達障害に言えることですが、診断において「困りごとの有無」は非常に重要なポイントになります。
強い特性を持っていたとしても、それに伴う困りごとがそれほど大きくない場合は、特別なサポートは必要無く、最低限の環境調整で生きていくことができます。
一方で、特性がそれほど強くない場合でも、困りごとが大きく日常生活に支障がある場合は、適切な配慮を受けるためにも診断を受けることが望ましいと言えます。
DSM-5における限局性学習症の診断基準は以下のとおりであり、困りごとの有無は診断項目の一つとして挙げられています。
①学習上の技能に困難があり、教育的な介入を行っても改善されない。加えて、以下の症状が少なくとも6か月以上続く
・読むスピードが遅かったり、読み飛ばしや適当読みなどがある
・言葉のつながりが理解しづらく、文章の大まかな意味も掴みづらい
・文字の書き間違いが多い
・文法の間違いが多い
・自分の考えを言葉で表すのが苦手
・数の概念の理解や数の処理が苦手
・数学的に考えたり、推理したりすることが苦手
②学力や業務を遂行する能力が、年齢不相応なほど著しく低かったり、困りごとがあったりする(ただし、極端に量の多い課題や時間制限のあるテストにおいて困難がある場合は除く)
③知的発達の遅れが無く、視力や聴力にも問題が無いほか、その他の精神疾患や不適切な教育環境によっても症状が説明できない
(参考:DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院 (igaku-shoin.co.jp))
学習障害は、小・中学生で5~15%、大人で4%が該当すると言われています。
鉛筆で文字を書いたり、音読したり、電卓を使わずに計算したりといった場面は小学校の頃が一番多く、学年が上がるとともに徐々に少なくなってきます。
例えば、音読の宿題が出されるのは小学校の頃までで、中学生になってから音読の宿題が出されることは非常に稀です。また、小学校の頃は平仮名のとめ・はねまでしっかりチェックされるかもしれませんが、高校生になってから平仮名のとめ・はねで減点されることはまずありません。
そのため、年齢が上がるにつれて上手くやり過ごす方法を身につける方も多く、大人になってからは特に困りごとが無くなったという方もいらっしゃいます。確かに、書くことに関してはキーボードやスマホのフリック入力がほとんどですので、大人になってから書きの困難でつまずくことはあまり無いと考えられます。
一方で、読みの困難や計算の困難を持っている方が、就職した後で「マニュアルや契約書が読めない」「簡単な計算が出来ずミスをしてしまう」といった困りごとに直面するケースも少なくないため、早いうちから自分の特性を知っておくことはとても重要です。
私がこれまで受け持ってきたお子さまの中にも、学習障害の特性を持つ方は複数いらっしゃいました。「ADHDやASD(アスペルガー)との併発」という診断を受けているお子さまもおり、どんな特性がどの困りごとに関係しているのか、丁寧に見極めていく必要がありました。
読みの困難を持っているお子さまでも、音韻処理(文字と音の結びつき)が弱いのか、視覚認知(目で見た情報を処理する)が弱いのか、それともADHDの不注意特性で読み飛ばしが多くなってしまっているのかによって、効果的なアプローチは異なります。
また、それらの特性が適切な訓練や療育によって改善するのか、それとも改善が難しいため器具を使用した方が良いのかといった判断も必要です。一口に学習障害といっても、お子さまによって状態は千差万別ですので、診断名にこだわらず、目の前のお子さまをしっかり見ることを第一に考えましょう。
学習障害はまだ研究途上の発達障害であるが故に、
「読字障害は全く文章が読めず、無理に読ませることはストレスになるだけ。特別な訓練はせず、読み上げ機能を使えばよい」
といった言説も時折耳にします。
もちろん、トレーニングで改善が見られず、お子さまにとって大きな負担となっている場合は、無理に文章を読まないという判断も必要です。ですが、「苦手だから取り組まなくてよい」「トレーニングでは改善しない」と最初から諦めてしまうことによって、勉強でハンデを抱えてしまったり、受験において特別な配慮の申請が必要になったりする可能性があります。
私がこれまで指導してきた中には、強度の読字障害を持つお子さま(Sくん)もいらっしゃいました。私も、Sくんに関しては読む力の改善は難しいのではないかと考えましたが、1年以上にわたる根気強いトレーニングによって、通常学級で勉強できるレベルまで状態を改善することができました。
Sくんが中心的に取り組んだのは、「分かち読み」のトレーニングです。
分かち読みとは、「今日の/朝、/弟と/一緒に/公園に/行きました」というように文節に区切りながら文章を読んでいく方法で、読字障害を改善する手法として用いられることもあります。
Sくんの授業では、
- まずはSくんに音読してもらう(最初は「とも…だち、と、」のような途切れ途切れの読み方になりますが、文章に目を通してもらうことが目的ですので指摘はしません)
- 私が文章に分かち線を引く(例「ともだち/と/おやつ/を/食べ/まし/た」)
- 私が文章を音読し、Sくんには分かち線を引いた文章を目で追ってもらう
- Sくんに、分かち線を引いた文章を見ながら音読してもらう
- Sくんに、分かち線を引いてもらう
といったように、手順を追いながら順番にステップアップしていきました。
オーソドックスな方法ではありますが、地道に続けることでSくんは読字障害を改善することができ、最終的には中学受験にも合格することができました。
また、分かち読みだけでなく○△×方式など、プロ家庭教師メガジュンが持っている様々なノウハウを使いながら、Sくんの特性を丁寧に見極め伴走することで、Sくんは志望校に合格することができました。
彼の合格までの道のりはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ご関心のある方はぜひご一読ください。
学習障害を診断する医師は、必ずしも教育や受験のプロではありません。
教育的な介入を行う方が良いのか、それとも環境の調整を中心に考えた方が良いのかは、それぞれのメリット・デメリットを考え総合的に判断する必要があります。
ですので、主治医のほか、療育の先生や学校の先生、発達障害について専門的な知識のあるプロ家庭教師など、様々な人の意見を踏まえて対応を検討していくと良いでしょう。
プロ家庭教師メガジュンでは、これまでの指導で培ってきた確かなノウハウを元に、学習障害(LD)を含めた発達障害のお子さまに対し幅広いサポートを行っています。
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学習障害(LD、限局性学習症)の診断についてのまとめ|読字障害・書字障害・算数障害
この記事では、学習障害(LD、限局性学習症)の診断方法や診断基準について詳しくご説明してきました。
改めてポイントをまとめると以下のとおりです。
- 学習障害とは、知的な遅れが無いものの、読み・書き・計算といった特定の技能だけが苦手な状態を指す発達障害のこと
- 学習障害は「読字障害」「書字障害」「算数障害」の3つに分類される
- 学習障害は、ADHDやASD(アスペルガー)と併発する場合も多い
- 学習障害は、専門的な医療機関で診断を受けることができる
- 読みや書きに困難がある場合は、WISC-IV検査に加えて、4つの音読検査などを行うことがある
- 学習障害は、大人になるにつれ困りごとが少なくなる場合も多い一方、大人になってから生きづらさを抱えるケースもある
- 学習障害は、教育的なアプローチと環境の調整の両面から困りごとを小さくすることが可能
学習障害であっても、それぞれのお子さまに合った支援を行うことで、少しずつでも苦手を克服したり、困りごとを小さくしたりできる可能性は十分にあります。
長年の指導経験を経た今、最初から諦めてしまわず、お子さまの可能性を信じてサポートしていくことが重要であると、私は強く感じています。
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一人一人のお子さまが自分らしく人生を歩めるよう、一同全力でサポートしてまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。