ADHDとASD(アスペルガー症候群)は併発する?違いと共通点を解説

2022.11.03 【 2022.11.4更新 】
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    ・ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)って併発するの?
    ・ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の両方に当てはまる気がする
    ・ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)って何が違うの?

    ADHD(注意欠如・多動性障害)とASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)はどちらも発達障害の一つです。

    それぞれの特性は異なるものの、結果として生じる困りごとが似ている例も多いため、「自分はどちらなんだろう?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    また、近年の診断基準では、ADHDとASDが併発することも認められています。
    以前はADHDとASDの併発は無いと考えられていましたが、ADHDと診断された方でも、よく診察するとASDの特性が認められるケースが多いことが研究によって明らかになり、診断基準が改定されました。

    私は発達障害専門のプロ家庭教師や塾経営者として長年にわたり活動し、ADHDやASDのお子さまとも数多く接してきました。

    その中には、ADHDとASDを併発しているお子さまや、診断はADHDのみですが、接しているとASDの特性が見て取れるお子さまも多くいらっしゃいました。

    似たような困りごとを抱えている場合でも、それがADHDの特性によるものなのか、ASDの特性によるものなのか、しっかり見極めることが問題解決へのアプローチに繋がります。

    この記事では、ADHDとASDを併発しているとは具体的にどういう状態かを説明するとともに、困りごとを解決するためのポイントを詳しくお伝えしていきます。

    ・ADHDとASDを併発している状態について詳しく知りたい
    ・ADHDとASDを併発することで生じる困りごとについて、原因から考え解決したい
    ・ADHDとASDを併発することの生きづらさを少しでも軽くしたい

    ADHDとASDの併発でお悩みの方に向けた内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

    【執筆・監修】
    発達障害専門の受験プロ家庭教師 
    妻鹿潤
    ・16年以上1500名以上の指導実績あり
    ・個別指導塾の経営・運営でお子様の性質・学力を深く観る指導スタイル
    ・yahooやSmartNews、Newspicksなどメディア向け記事も多数執筆・掲載中

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の特性

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の特性

    この章では、ADHD(注意欠如・多動症)とASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の定義や特徴について解説していきます。

    ADHDやASDについて既に知識をお持ちの方は、「2.ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)に共通する困りごとの5つの例」までお進みください。

    ADHD(注意欠如・多動症)とは

    ADHD(注意欠如・多動症)とは

    ADHD(注意欠如・多動症)とは発達障害のうちの一つであり、その名称のとおり、「集中が苦手」「落ち着きが無い」という特性を持っています。

    <ADHDの特性>
    ・物事に集中できず、気が散りやすい(注意欠如)
    ・落ち着きがなく、衝動性がある(多動・衝動性)

    特に「多動」に関しては子どもの頃から特性が出やすく、授業中じっと座っていられなかったり、立ち歩いてしまったりといった行動が、ADHDと診断されるきっかけになることがあります。

    ADHDの特性の要因として考えられているのが、ワーキングメモリーの低さです。
    ワーキングメモリーとは、インプットした情報を脳の中に一時的に留めておく能力のことであり、この能力が低いために次々と新しいことが気になってしまったり、複数のことを同時に処理しようとすると混乱してしまったりといった困りごとが生じます。

    頭の中を整理することが苦手なため、衝動的な行動も目立ちます。
    「頭の中の交通整理ができていない状態」「脳のブレーキが利きづらい状態」と表現されることもあります。

    ADHDの方の困りごとには、以下のようなものがあります。

    <ADHDの困りごとの例>
    ・忘れ物・失くし物が多い
    ・整理整頓が苦手
    ・ケアレスミスが多い
    ・落ち着きが無い、貧乏ゆすりをしてしまう
    ・大事な約束を忘れてしまうことがある
    ・おしゃべりに夢中になるとやめられない
    ・話があちらこちらに飛躍する

    いわゆる“そそっかしい人”ではありますが、仕事でのミスが重なったり、大事なものを無くしてしまったりと、日常生活での困りごとが大きい場合は受診を検討し、困りごとを軽くできるように対策することが大切です。

    お子さまの場合は学校などとも連携しながら、大人になったときに自立できるよう、療育なども含めて早めに対処していくと良いでしょう。

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    ASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)とは

    ASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)とは

    ASD(Autism Spectrum Disorder)とは、日本語では自閉スペクトラム症と呼ばれます。

    自閉スペクトラム症には、自閉症や高機能自閉症も含まれますが、その中で知的発達の遅れが無く、さらに自閉症のうち言葉の発達の遅れを伴わないものがアスペルガー症候群となります。(学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)及び高機能自閉症について:文部科学省 (mext.go.jp)

    ADHDと同じく発達障害の一つであり、「コミュニケーションや対人関係が苦手」「興味が極度に限定されている」といった特性があります。

    <ASDの特性>
    ・コミュニケーションや対人関係、社会性に困難がある
    ・極端に限定された興味を持つ
    ・繰り返し行動がある

    子どもの頃から視線が合いづらかったり、周りの人に興味を持たなかったりといった特徴が表れることがあります。
    そのほか、ずっと同じ遊びを繰り返す、急な予定変更でパニックになってしまうといった行動が見られることもあります。

    ASDの特性は一人一人異なるため、「この支援をすれば必ず状況が改善する」というものはありません
    丁寧なカウンセリングや環境の整備、ソーシャルスキルトレーニングによって、日常の困り感を軽くすることが必要です。

    <ASDの困りごとの例>
    ・人間関係が上手く築けない
    ・言外に含まれた意図を読み取るのが苦手
    ・相手の表情やその場の雰囲気から察するのが苦手
    ・臨機応変に対応することが苦手
    ・予定が変更されるとストレスを感じたり、パニックになったりする
    ・音や光に敏感で、にぎやかな場所にいるのが苦痛
    ・ルールにこだわりすぎてしまう

    ASDの場合は、発達早期の段階で特性が出現することが診断基準の一つになっていますので、受診を検討する場合は子どもの頃の様子などを調べてから受診すると良いでしょう。

    お子さまの場合も、集団生活に馴染めないなどは就学前から特性として現れることが多いため、気になることがある場合は検診の際などに保健師に相談してみるようにしましょう。

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    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)に共通する困りごとの5つの例

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)に共通する困りごとの5つの例

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)は、対照的な特性を持っています。

    例えば、いろいろなことに注意が向くADHDと、一つのことにこだわるASDでは、真逆の印象を受けますよね。
    一方で、その結果生じる困りごとには共通する点も多く、このことがADHDかASDか診断が分かれたり、併発していると診断される原因となります。

    以下では、ADHDとASDに共通する困りごとについて紹介していきます。

    空気が読めない、失礼な発言をする

    空気が読めない、失礼な発言をする

    ADHDが空気を読めないのは、深く考えずに思いつくままに発言してしまうことが原因です。
    ですので、後から「あんなことは言わなければなかった」と気付くこともしばしばあります。

    ASDの場合は、その発言が相手にどう受け取られるかを理解する力が乏しく、本人に悪気が無い場合がほとんどです。ADHDのように、後から発言が不適切だったと気付くケースはあまりありません。

    話に脈絡が無い、説明が下手

    話に脈絡が無い、説明が下手

    ADHDの場合は、思い付いたことから順に口に出してしまうため、話に脈略が無く、相手にうまく伝わらないことが原因です。

    ASDの場合は、相手の立場に立って考えることが苦手で、「自分の知っていることは相手も知っているだろう」「言わなくてもわかるだろう」といった前提で話を進めてしまいます。
    そのため、重要な情報や前提条件を共有しないまま話すことがあり、コミュニケーション不全に陥ることがあります。

    段取りを立てるのが苦手

    段取りを立てるのが苦手

    ADHDの場合、ワーキングメモリーが低いため、要領よく手順を組み立てるのが苦手です。また、衝動性も併せ持つため、思い付きで行動してしまうなど計画通りに行動するのが不得意です。

    ASDの場合は、臨機応変に対応するのが苦手で、その場の状況に応じた優先順位を付けるのが不得意です。
    最初に決めた計画は変更したくないというこだわりが出てしまうため、非効率でもやり方を変えない場合などがあります。

    人との距離感が近すぎる

    人との距離感が近すぎる

    ADHDの特性として、脳のブレーキが弱いという表現ができます。
    いろいろな物に興味が移り変わるとともに、衝動のまま行動してしまう特性があるため、「いきなり話しかけたら相手を驚かせてしまうかな?」といった戸惑いがありません。

    初対面の人でも臆せず話しかけられる一方、関係が深くないのに踏み込んだ質問をしてしまったりするなど、コミュニケーションにおいては一長一短の特性を持っていると言えます。

    ASDの方は、一般的に対人関係が苦手とされていますが、必ずしも人見知りや話下手というわけではありません。
    人との距離感が上手くつかめないために、逆に近づきすぎたり、馴れ馴れしすぎたりする場合があります。

    相手が受け入れてくれる場合は問題ありませんが、ぎょっとさせてしまったり、程度な距離感がつかめない人として避けられてしまう可能性もあります。

    忘れ物が多い、不注意が目立つ

    忘れ物が多い、不注意が目立つ

    ADHDの場合は、注意欠如の特性を持っていますので、うっかり失くす・うっかり忘れるというミスが非常に多くなります。

    ASDでも約束を忘れたり、毎回同じミスを繰り返す場合がありますが、ADHDの注意欠如の特性とは異なり、何が重要かを判断することが苦手であったり、同じ行動を繰り返してしまうといった特性が原因となっています。

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発

    ADHDとASDを併発している状態とは、具体的にどのような状態なのでしょうか。

    前提として押さえておかなければいけないのは、人は誰しもADHD的な性質とASD的な性質を持ち合わせているということです。

    気分が落ち着かないとき、あれもこれも気になって頭の中が整理できなかった経験はありませんか?
    あるいは、場の空気を読まずに発言してしまい、周りから変わった目で見られてしまったことはありませんか?

    こういったことが常に起きてしまうのがADHD・ASDですが、たまにあるだけであれば、それは“普通”です。
    また、環境ストレスによる適応障害やうつ病などで脳の働きが正常でなくなっているときも、発達障害の場合と同じような困りごとが生じることがあります。

    自己診断を避けるのはもちろんのこと、ADHDかASDか、併発かという診断名にこだわるのではなく、実際の困り感がどの程度で、何を解決したいのかといった視点に立って改善を目指すことが大切です。

    では、ADHDとASDを併発している場合、どのような困りごとが想定されるのでしょうか。

    以下では、2つの具体例をご紹介します。

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の具体例①会議記録の作成が苦手

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の具体例①会議記録の作成が苦手

    「議事録を作っておいて」と指示される機会は多いですよね。
    社会人のほか、最近では小中学校でも対話重視の授業が行われることが多く、話し合いの流れをまとめるスキルは子どもの頃から求められるようになってきています。

    ADHDとASDを併発している方が議事録を作成すると、「重要な内容が抜けているのに、些末なことは細かに記録されている」といった内容になる場合があります。

    ADHDの特性によって
    -会話に集中できず(逆に1部に集中しすぎて)、聞き取れていない部分がある
    -内容を取捨選択せず、勢いのまま記録してしまう
    (ASDの特性によって
    -話の流れが汲み取れず、重要な部分が何かわからない
    -細かい部分が気になってしまい、過剰に詳細を書き込んでしまう

    こういった特性が重なることによって、後で読み返すと内容が伝わりづらい議事録になってしまうことがあります。
    加えて、議事録は文章のセンスも必要とされるため、どうしても苦手な場合は他の人にやってもらうなどの対応を検討した方が良いでしょう。

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の具体例②コミュニケーションが苦手

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の具体例②コミュニケーションが苦手

    コミュニケーションや人間関係で悩んでいる、といっても状況は千差万別です。

    私たちはテレパシーが使えるわけではありませんので、人の考えていることが手に取るようにわかる人間は存在しません。
    では、ADHDとASDが併発していると診断されるのはどのようなケースでしょうか。

    ADHDやASDの方がコミュニケーションにおいて抱えがちな問題は、以下のとおりです。

    ADHDの特性によって
    -ついつい余計なことを口に出してしまう
    -約束を忘れる、遅刻癖がある
    ASDの特性によって
    -表情や雰囲気を読み取るのが苦手で、場にそぐわない発言をする
    -独特な考え方や捉え方をするために、会話がかみ合わない

    コミュニケーション不全の原因を考えたときに、どちらのケースにも当てはまる場合はADHDとASDの併発と考えることができるでしょう。

    「おしゃべりが止まらない」という困りごとはADHDの特性によるものと考えられることが多いですが、その背景として、ASDの「場の空気が読めない」といった特性が隠れている場合もあります。

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の診断

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の診断

    ADHDとASDの特性によって、結果として生じる困りごとはとてもよく似ています。
    どちらの特性によって生じているのか、実際には明確に判断が付かないケースも多くあります。

    実際のところ、ADHDの特性が強い人は、ASDの特性も強くなるという研究結果が存在しているほか、知的障害の無いASDの27%はADHDを併発しており、ASDの傾向が強いほど併発率が高いという研究もあります。

    ADHDとASDの区別は臨床的に非常に難しく、ADHDであると診断された人の20~25%はASDの診断基準を満たしているとも言われています。

    「余計な発言をしてしまう」という行動一つをとってみても、ADHDの衝動性とASDの空気を読み取る力の弱さが複合的に重なっており、どちらが原因であるとはっきり判断できないことは多くあります。

    とはいえ、困りごとを改善していくためには、原因を究明することは重要です。
    実際に医師がアプローチする際には、ADHDとASDの最も大きな違いである「社会性の障害の有無」を確認します。

    つまり、「相手の立場に立って考える」「社会的にどう見られるか考える」ことの強さ・弱さが、ADHDとASDを隔てるポイントです。

    この視点が極端に弱く、困りごとの要因の多くを占めている場合は、ASDへの対処を中心に考えていくことになりますし、社会性(対人相互性)がそれほど弱くない場合は、ADHDの特性へのアプローチを優先することになります。

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の対処法

    ADHDとASD(アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症)の併発の対処法

    ADHDとASDの判別は非常に難しい一方、正しく判別し支援につなげることは非常に重要です。
    困りごとがある場合、思い込みや自己診断は避け、医師や心理士などの専門機関で相談するようにしましょう。

    相談の際は自分のことを自分で説明することになりますが、思い込みやバイアスを避けるためにも、以下のポイントを中心に話をまとめ、できればメモなどを作るようにしましょう。

    <受診する際の説明のポイント>
    ①成育歴(どんな子どもだったか、子どもの頃の困りごと 等)
    ②現在の様子(働き方や暮らし方、人間関係 等)
    ③具体的に何に困っているか
    ④気分の落ち込みや不眠など、うつ症状の有無

    特に①成育歴は、発達障害の診断において非常に重要です。

    発達障害は生まれつきの脳の機能の問題であり、育て方や家庭環境の影響は受けませんし、働き出してから急に特性が発現することもありません。

    幼少期から傾向があったかどうかは診断において非常に重要なポイントとなりますので、母子手帳や成績表など、できるだけ資料を準備しておきましょう。
    また、親に子どもの頃の様子を聞いておいたり、可能であれば同伴してもらうと良いでしょう。

    病院によっては、問診表とアンケートが一体となったセルフチェックシートが準備されていることもあります。特性や困りごとを整理するのに便利ですので、積極的に活用するようにしましょう。

    ただし、セルフチェックシートで多くの項目に当てはまったとしても、それだけでADHDやASDと診断されるわけではありません。問診や立ち居振る舞い、知能検査の結果などから総合的に判断されますので、自己診断に頼らず、医師の判断を待つようにしましょう。

    発達障害で悩んでいる場合の相談先は病院だけではありません。
    福祉面での支援や社会参画を目指したサポートなど、さまざまな機関で相談や支援が受けられますので、自分だけ・家庭だけで抱え込まないようにしましょう。

    <発達障害に関する相談先の例>
    ■発達障害者支援センター
    -発達障害全般のサポートを行う機関で、医療・福祉・教育・就労など各機関と連携が取られています。本人だけでなく、発達障害の方の家族の方の悩みなども相談することができます。

    ■教育支援センター
    -お子さまの教育に関する支援を行います。発達障害だけでなく、学力不振や不登校といった二次的な困りごとについてもアドバイスを受けることができるほか、通級指導などの相談もすることができます。

    ■障害者就業・生活支援センター
    -就業や自立に関するサポートを受けることができます。福祉・教育・医療・就労に関する機関と連携し、地域の中での就業や生活の自立に向けた支援が行われます。

    ■就労支援事業所
    -職業訓練プログラムなど、就職に向けた支援を受けることができます。支援の種類には以下のようなものがあります。
    ・就労移行支援…一般企業への就職の支援
    ・就労継続支援(A型・B型)…一般企業で働くことが難しい方への就労機会の提供
    ・就労定着支援…就職後、職場に定着するための支援

    ADHDとASD(アスペルガー症候群)の併発に関するまとめ

    ADHDとASD(アスペルガー症候群)の併発に関するまとめ

    この記事では、ADHDとASDの併発について、両者の違いや共通点をお示しするとともに、困りごとや対処法についてもお伝えしてきました。

    改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。

    <POINT>
    ・ADHDの特性は「注意散漫」と「多動性・衝動性」
    ・ASDの特性は「対人関係の困難さ」と「限定された興味」
    ・ADHDとASDが併発するケースは多い
    ・ADHDとASDの困りごとは似ていることがある
    ・ADHDとASDの判別のポイントは「社会性の困難の有無」
    ・診断結果よりも、困りごととその解決を目指す視点が大切

    ADHDとASDを併発しているからといって、必ずしも悲観的になる必要はありません。
    原因をきちんと見極めアプローチすることで、状況の改善を期待することは可能です。

    同時に、自己診断は禁物です。
    ADHDもASDも程度問題ですので、それが一般的なレベルなのかそうでないのかは、医師や専門家の判断を仰ぐようにしましょう。

    お子さまのうちから自分の特性を把握し、上手く対処できるようにすることも非常に大切です。お子さまの様子で気になることがある場合は、健診の際に相談したり、学校の先生と連絡を密にするなど、周りの大人が連携しながらサポートすることを心がけましょう。

    お子さまのことでお悩みの場合、特に学力面での心配については、一般的な学習塾では対応できない場合があります。
    発達障害という言葉は一般的に浸透しつつあるものの、具体的な支援まで行える塾はほとんどありません。

    ADHDやASDのお子さまの学力向上を考える場合は、専門的な知識のあるプロ家庭教師がオススメです。
    マンツーマンで一人一人に合った指導が可能ですので、気になる方は無料相談などを受けてみてはいかがでしょうか。

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    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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